FXの検証ソフトとは、リアルに近い相場環境でトレードの練習ができたり、検証の効率を上げられたりするソフトであり、世界中のトレーダーに利用されています。
「FXの検証ソフトとは一体何なのか?」
「FXの検証ソフトどどうやって選べばよいのか?」
FXの検証ソフトと聞くと上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論として、FXの検証ソフトは機能面や使いやすさ、価格を含めた5つの点から選べばよく、最もおすすめするのは「Trade Trainer」というソフトです。
この記事では、FXの検証ソフトについて、概要や選び方、実際におすすめする検証ソフトに至るまで以下の6つの項目で詳しく解説していきます。
- FXの検証ソフトとは
- FXの検証ソフトとデモトレードの違い
- FXの検証ソフトの選び方
- 2つのおすすめFX検証ソフト
- FX検証ソフトを使う際のコツ
- まとめ
FX歴3年目の渚です!
トレードスタイルは検証重視のメカニカルトレードで、MQL4のプログラミングやTradeTrainerを利用して、検証を行っています。
普段のトレードではAxioryを使用し、自身で開発した手法により4ヶ月で資金を30万円から150万円までに増やすことに成功したこともあります。
その時の記事もあるのでぜひ読んでください
現在はFintokeiにて資金5,000万円でトレード中・・・・
FXの検証ソフトとは
FXの検証ソフトとは、過去の価格データをもとにリアルに近い相場環境で取引手法を検証したり、トレードの練習ができたりするソフトです。
実際の相場で取引手法や練習を行おうとすると、1日で動く値動きが限られてしまうので多くの時間がかかります。
そこで数年分の価格データが揃っているFXの検証ソフトを使うことで、短時間で効率よく検証を行えるようになるのです。
また検証ソフトでは取引結果の記録がデータとして客観的に分かるので、取引手法の期待値が高いのかが分かりやすく、改善点も見つけやすいというメリットがあります。
FXの検証ソフトとデモトレードの違い
FX検証ソフトとデモトレードの違いは、「時間」を気にせずに検証を進められるかどうかです。
デモトレードとは、バーチャルマネーを使ってリアルタイムの相場を体験できるものであるため、時間の流れはリアルタイム相場と変わりません。
一方でFXの検証ソフトは、チャートの早送り・巻き戻しができるので、価格が動くのを待つことなくスムーズに検証作業を進められるのです。
したがって取引手法が機能するかどうかを試したい方は、まずFXの検証ソフトを使い、ある程度手法が固まった段階でデモトレードも組み合わせて利用するようにしましょう。
FXの検証ソフトの選び方
FXの検証ソフトを選ぶ際は、以下の5つの点に注目してください。
- 機能
- 使いやすさ
- 価格
- 検証結果の見やすさ
- 安心して利用できるか
その1:機能
FXの検証ソフトといっても、検証ソフトによって利用できる機能は異なります。
したがって検証に必要となる以下の機能を備えているかどうかをまず確認するようにしましょう。
- チャートの巻き戻し、早送りができるかどうか
- 同時に複数の通貨を表示(マルチタイムフレーム分析)ができるか
- 利用できるインジケーターの数が豊富かどうか
- さまざまな注文方法の検証ができるかどうか
特に数年分の価格チャートを使って効率よく検証を行うためには、早送り機能が必須となるので、巻き戻し・早送りの機能が搭載されているかは要チェックです。
その2:使いやすさ
使いやすい検証ソフトを選ぶことで初心者の方でもスムーズに検証を始められます。
使いやすさの点では、以下の2点に注目しましょう。
- 設定がしやすいかどうか
- 日本語に対応しているかどうか
検証時に自身が取引手法を試してみたい相場環境の設定を行う必要がありますが、その設定がなるべく直感的に操作できるソフトがオススメです。
また検証ソフトの中には英語にしか対応していないものもあるので、英語が苦手だという方は日本語にも対応しているソフトを選ぶようにしましょう。
その3:価格
FXの検証ソフトには「無料」のものと「有料」のものがあります。
手軽に取引手法の検証を始めてみたい方には無料のソフトがオススメですが、これから本格的にFXに取り組みたいという方は機能性が高い有料ソフトの方がオススメです。
体験版を提供している有料のソフトもあるので、有料ソフトの購入を検討している方はまずお試しで利用してみるとよいでしょう。
その4:検証結果の見やすさ
FXの検証ソフトを利用して検証を行った後は、必ずその取引結果の見直しを行わなければなりません。
検証結果を視覚的に分かりやすいデータで確認できるかどうかも、検証ソフトを選ぶ際に注目すべきポイントです。
その5:安心して利用できるか
利用方法やソフトに関する質問に対するサポート体制が整っていると安心して検証を行うことができます。
また機能に満足できなかったユーザーに返金をおこなっている有料の検証ソフトもあります。
サポート体制に加えて、返金システムも整っていると有料ソフトであっても安心して利用できます。
2つのおすすめFX検証ソフト
検証ソフトの選び方を踏まえたうえで、2つのおすすめFX検証ソフトを紹介していきます。
Trade Trainer
画像引用:Trade Trainer
Trade Trainer(トレードトレーナー)とは、MT4の環境でトレードの検証ができるソフトです。
MT4で使える様々なインジケーターを使えたり、複数の通貨ペアを同時表示してマルチタイムフレーム分析の練習もできたりと機能が充実しています。
また日本語にも対応しており設定も直感的にできるので、これから検証を本格的に始めたいという方にはぜひオススメです。
価格は29,800円と有料ですが、バージョンアップが無期限で無償提供され、LINEの公式アプリによるサポートや全額返金保証にも対応しているので安心して利用できます。
Trade Trainerには体験版もありますので、購入前にTrade Trainerの豊富な機能をお試しで利用できます。
Forex Tester5(FT5)
画像引用:Forex Tester5
Forex Tester5(FT5)は、多くの人に使われている検証ソフト『Forex Tester』の最新バージョンのソフトです。
Trade Trainerと同様に複数の通貨ペアを同時表示させたり、経済指標をチャートに表示できたりと機能が豊富なだけでなく、価格データの質が高いことでも知られています。
また設定が簡単で操作性も高いので、FX初心者の方から経験者の方までおすすめできるソフトです。
ただしForex Tester5を長く使うために必要な料金が、本体ライセンス21,000円に加えてデータ料金が52,999円と、少し高いので資金に余裕がある人に向いています。
FX検証ソフトを使う際のコツ
FX検証ソフトを使う際は以下の3つのポイントを意識して検証や練習を行うようにしましょう。
- 検証は何度も行う
- 実践を想定する
- リアルトレードをしてみる
その1:検証は何度も行う
ソフトを使った検証は1度行えば終わりではなく、何度も行うことでその分多くの改善点が見えてきます。
また数年単位といったなるべく長い価格データを使って検証を行うことで、はじめて様々な相場環境で活用しても大丈夫な取引手法だと確信ができるのです。
あまりに短い時間の価格データしか使わないと、検証時期にしか機能しない取引手法となってしまうので注意しましょう。
その2:実践を想定する
検証だからと言って適当に行っていると、トレードスキルは一向に上達しません。
リアルトレードと同じ緊張感をしっかりもって検証をすることで、よりリアルに近い検証結果が出てきて、改善点も見つかりやすいのです。
実践を想定して検証を行うことが最も効率よくトレードスキルを高めるコツだということは肝に銘じておきましょう。
その3:リアルトレードをしてみる
検証によって取引手法が確立されたら、リアルトレードで必ず実践してください。
トレードを実際に行ってみると、うまくいくときもあれば、検証ではうまくいったのに損失をだしてしまう時もあります。
リアルトレードで初めて分かる失敗を検証で見つけることが難しいのです。
少額でも良いのでリアルマネーを使って検証結果が正しかったのかどうかの証明として実際にトレードをしてみてください。
まとめ
FXの検証ソフトについて、概要や選び方、実際におすすめする2つの検証ソフトに至るまで詳しく解説してきました。
FXの検証ソフトは効率的にトレードスキルを高めるために役立つツールであり、ソフトで検証をした後にリアルトレードをすると勝率が格段に上がります。
今回2つのFXの検証ソフトを紹介しましたが、機能面や価格面を総合的に考えるとTrade Trainerをまず利用してみることがおすすめです。
これからFXに取り組みたい方だけでなく、試してみたい取引手法がある方はぜひTrade Trainerを利用してみてください。