最近では働き方に関して様々な選択肢が出てきました。
大学を卒業してからそのまま会社員になる方や、大学院に進む方、起業する方、そして私と同じようにフリーランスとして働く方がいます。
大学を卒業した後には会社員になるのがあたりまえの日本では、僕のような「新卒フリーランス」は社会的に浮いてしまいます。
この記事では、新卒フリーランスとして1年過ごしてきた上で感じたことを、リアルにお話していきます。
FX歴3年目の渚です!
トレードスタイルは検証重視のメカニカルトレードで、MQL4のプログラミングやTradeTrainerを利用して、検証を行っています。
普段のトレードではAxioryを使用し、自身で開発した手法により4ヶ月で資金を30万円から150万円までに増やすことに成功したこともあります。
その時の記事もあるのでぜひ読んでください
現在はFintokeiにて資金5,000万円でトレード中・・・・
新卒フリーランスのメリット
ここでは新卒フリーランスのメリットについて解説していきたいと思います。
新卒フリーランスのメリットは以下の4つです。
- スキルの定着が早い
- 不必要な人間関係を築く必要なし
- 自分の体調や気分に合わせて仕事ができる
- 稼ぎは青天井
スキルの定着が早い
新卒フリーランスは実践の繰り返しなので、新卒で会社員になるよりもスキルの定着が早いです。
フリーランスでは自分で仕事を取り、その仕事を完全に遂行する必要があります。
したがってやったことがないことを頼まれたとしても、
これやり方わからないのでできません
などという事は通用しません。新卒フリーランスが評価されるのはあくまでも結果です。
新卒の会社員ではプロジェクトを1から10まで全て自分が担当するという事はまずないでしょう。失敗したとしても会社をクビになることもありません。
フリーランスではどれだけ日が浅くても失敗は許されません。
そのようなプレッシャーに置かれた環境で仕事をすることになるので、スキルの定着はかなり早いです。
私も新卒フリーランスになる前はSEOに関して全く無知であり、ましてやワードプレスの存在やブログでの収益の上げ方に関しても全く無知でした。
フリーランスとして様々な案件を獲得するために後追いで獲得したスキルがかなり多く、これらの案件がなければ覚える事はなかったといえます。
不必要な人間関係を築く必要無し
私には人間関係にすぐに疲れてしまうという短所があります。周りとの付き合いが大事である会社員になる事は、私にとってかなりの苦痛でした。
一方でフリーランスは不必要な人間関係を築く必要は全くありません。フリーランスにおける人脈は「狭く深く」が大切だと思っています。
狭いコミュニティーで仕事を受注していると、その仕事に付随した様々な業務に関しても任せていただけるようになり、収益もだんだんと上向きになってきます。
フリーランスにおける人脈術は人それぞれだと思います。
自分の体調や気分に合わせて仕事ができる
フリーランスは基本的に自宅での仕事になります。したがって、自分の体調や気分に合わせて仕事ができます。
社会人なら、朝6時ごろに起床し、朝の満員電車に揺られながら毎日決まった時間までに出社する必要があります。
出社がないため、体調が悪い時や気分が乗らない時などは長めに睡眠をとり、遅くから仕事を始めることもできます。
私はFXトレーダーとしての側面もあるため、トレードが夜遅くまで長引いてしまう時などは、翌朝の起床時間をかなり遅めにし、十分な睡眠時間を確保するようにしています。
稼ぎは青天井
新卒フリーランスの稼ぎは青天井です。ほとんどの会社の場合給料は年功序列で決まっており、新卒の間は低い給料で働く必要があります。
しかし、新卒フリーランスは自分の頑張り次第では新卒会社員以上の給料を得ることができます。
新卒会社員の月給は大体180,000円ほどでしょうか。
これをWebライターに置き換えると、文字単価2円の案件を、毎月9万文字書くレベル感になります。9万文字は30日間で割ると、1日3000文字になります。
1日3000文字書くだけで、新卒の会社員と同じ位の報酬がもらえるとすると、かなりお得な感じがしませんか?
実際新卒フリーランスとしての仕事をもらうためには、営業するための時間などを含まれるので、一概に計算することができませんが、新卒会社員ぐらいの月給なら、かなり簡単に超えることができるのがフリーランスです。
新卒フリーランスのデメリット
ここまで新卒フリーランスのメリットについて解説してきました。
では次に新卒フリーランスのデメリットについて解説していきたいと思います。
- 社会的な信用は無い
- 孤独
- 自律的な生活が求められる
- 稼ぎが不安定
社会的な信頼は無い
会社員は会社と言う大きな組織に雇われているため社会的な信頼があり、自分の身分を証明するための看板として使用することができます。
一方で新卒フリーランスという肩書きには社会的な信頼はありません。会社員とは違って、自分に実績やスキルがなければ、仕事をすることすらできません。
家族や恋人に対してもフリーランスという働き方を理解してもらうのは難しいですし、心配をかけてしまうことも多々あると思います。
孤独
フリーランスは孤独です。孤独の耐性がない人はフリーランスに向いていないと言えるでしょう。
チームワークを意識しなければならない職種のフリーランスもありますが、基本的には自分の一存で多くのことを決める必要があります。
したがってフリーランスになる人は孤独であることに慣れる必要があります。
自律的な生活が求められる
新卒フリーランスとして十分に稼いでいくためには自律的な生活をする必要があります。フリーランスは、誰かが仕事のタスクを管理してくれるわけではありません。
フリーランスは家の中で働くことが多いためプライベートと仕事の空間が一致しており、オンとオフの切り替えが非常に難しいです。
もし自堕落な生活を送ってしまったならば、その分だけ月の稼ぎが減ることになりますし、仕事の質や下がっていくことになります。
したがってフリーランスとして働くためには自分自身でタスクを管理し、モチベーションを下げないような努力を常にしておく必要があります。
稼ぎは不安定
新卒フリーランスのデメリットとして多くの人が挙げるのが稼ぎが不安定であることです。
新卒会社員なら安定して月収20万円ほどをもらえますが、新卒のフリーランスとして活動したての頃は20万円もの月収を得る事はかなり難しいです。
私はWebライターとして活動し始めたのは2021年11月からですが、初月の月収は3000円ほどでした。
3ヶ月目には新卒の平均給料を超えることができたものの、この水準がいつまで維持できるかは分かりません。
継続的に案件をもらっているお客さんからの契約打ち切りが言い渡されれば一気に月収はゼロになりますし、自分のモチベーション次第でも月収が上下することがあります。
様々な要因で収益が上下することから、フリーランスの収入は不安定であるといえます。
世間一般の新卒フリーランスへの風当たりに対して思うこと
親、友人、恋人などに新卒フリーランスになることを伝えると、ほぼ100%の確率で反対されると思います。
なぜなら「新卒フリーランス」が彼らにとって未知のものであり、本能的に拒絶をしたくなるからです。
人間は異質なものに対して本能的に拒絶反応を示すように設計されています。そうでなければ生命活動の維持に関わるからです。
しかし、多くの人が反対する「新卒フリーランス」にこそ、何か大きなチャンスが眠っているように思えてならないのです。
この先安泰と言われていた大企業でさえも倒産してしまうような世の中です。そんな世の中でリスクのない働き方なんてあるのでしょうか。
こんな世の中だからこそフリーランスという未知の働き方に挑戦するにはちょうど良い時代なのではないかと僕は思います。
まとめ:新卒フリーランスは選択肢の一つではある
ここまで新卒フリーランスについて私が思うことをお話しできました。
私は「新卒フリーランスをオススメしている」訳でも「サラリーマンを見下している」訳でもなく、あくまでも働き方の1つとして考えても良いと思っています。
確かにリスクはありますが、サラリーマンよりも自由が利きますし、ストレスフリーな働き方を実現しやすいと思います。
私がフリーランスだという理由だけで「サラリーマンオワコン論者」と同一視されてしまうことが多いので、困ってしまうことも多いのですが(笑)