FXに検証は必要ないのか?→結論:確実に必要

FX

FXに検証は必要ない、意味がないと思っていませんか?残念ながら、それは大きな間違いです。

検証もしないでリアルトレードをしている方は、今すぐトレードを中止して、検証作業に入りましょう。

この記事では、FXの検証を行う意味について論じていきます。

検証に関してよくある誤解

ではまず、多くの人が抱いているFXの検証に関する誤解を紹介していきます。ご自身が該当してないか、確認してみてください。

  • 誤解①:チャートを眺めるだけが検証と思っている
  • 誤解②:リアルマネーを使わないと意味がないと思っている
  • 誤解③:成功しているトレーダーは全て裁量トレーダーだ

誤解①:チャートを眺めるだけが検証と思っている

過去チャートに形成されたチャートパターンを確認するだけで、検証した気になっている方がかなり多いです。

例えば、過去1年分のドル円チャートで形成済みのダブルトップに印をつけて、

こういうときに、ダブルトップができるのか~

とメタ的に確認しても、検証したことにはなりません。

FXの検証では、過去のチャートをあくまでも時系列順に見ていくので、実際のトレードのような形でチャートパターンを体験することができます。

誤解②:リアルマネーを使わないと意味がないと思っている

リアルマネーを使わない検証は、意味がないという主張もよく見かけますが、これも大きな誤解です。

確かに、検証作業では仮想口座を使うことになるので、トレード特有の「焦り」や「不安」を体感することはできません。

しかし、検証もなしでリアルマネーをリスクにさらすのは、勝ち方やルールの分からないゲームに参加しているようなものです。

自分なりの勝ち方を、検証を通して発見しておくことで、長く相場で生き残り続けることができます。

誤解③:成功しているトレーダーは全て裁量トレーダーだ

成功しているトレーダーは、自由な発想をもとにトレードを行っており、毎年多くの利益をえていると思われがちです。

しかし、その場のひらめきでトレードを行っているように見えるベテラントレーダーでさえ、絶対的なトレードルールを持っているものです。

どんなマジックにもタネがあるように、成功したトレーダーの背景には筋道だった理論があるのです。

初心者が裁量トレードを行っても、ただ単に計画性のないギャンブルトレードに陥ってしまうだけです。

FXの検証を行う目的

まずは検証の目的をはっきりとさせておかなければ、上記で紹介したような誤解を抱きかねません。

結論から言って、FXの検証を行う目的は、FXのトレードを機械化することによって、感情リスクを排除することです。

トレードの機械化とは、一定のトレードルール通りにトレードを行い続けることを指します。このようなトレードのことを、メカニカルトレードと言います。

裁量トレードの対義語です。

トレードを機械化するメリット

トレードを機械化するメリットは、主観を排除することで、長期的な目線でトレード成績を評価できるようになることです。

FXではどんな手法であっても、負けが続く時期があります。未熟なトレーダーほど、負け分を取り戻そうと、大きすぎるロットを張ってしまい、結果大損してしまいます。

トレードルールを固定していれば、いくら負けトレードが続いていても、ルールに則った冷静なトレードを続けることができます。

トレードを機械化するデメリット

トレードを機械化することのデメリットは、トレードに柔軟性がないことです。メカニカルトレードでは、トレードルールの逸脱が許されません。

したがって、明らかに負けそうなトレードであっても、ルールに従ってエントリーを続けることが前提になっています。

ただし、主観で負けそうと思っていても、結果的に大きな利益につながるトレードチャンスだったということもあります。

誰がどう見ても最悪のトレードにこそ、大きな利益を得るチャンスが眠っているものです。

検証を行うための4ステップ

ここでは、実際にFXの検証を行うための4ステップを解説していきます。

  • STEP①:検証ソフトを購入する
  • STEP②:検証するトレードルールを決める
  • STEP③:決定したトレードルールに基づいてトレードを行いまくる
  • STEP④:検証結果を確認する

STEP①:検証ソフトを購入する

まずは有料の検証ソフトを購入しましょう。TraderviewやMT4でも過去のチャートを数年分遡ることはできますが、過去チャートをもとにトレードをすることはできません。

私が使用しているのは、ForexTester5(以下FT5)という有料の検証ソフトです。FT5の価格は3万円以上と高額ではありますが、頻繁に半額セールを行っています。

検証ツールの出費は、必要経費として割り切りましょう。

かつてこのブログで、ThinkTraderという無料の検証ソフトを紹介しました。以前は無料で、何十年分の検証を行うことができましたが、現在ではかなり制限されています。

従って、しっかりと過去検証を行うためには、FT5のような有料の検証ツールを使用することをおすすめします。

STEP②:検証するトレードルールを決める

検証ツールが用意できたら、検証の対象となるトレードルールを決定します。トレードルールには以下の要素を含めるようにしましょう。

  • 通貨ペア
  • 時間足
  • 使用するテクニカル分析
  • 利確・損切りライン
  • 資金管理法

トレードごとに主観が介入しないように、これらの要素を構成するようにしましょう。

参考までに私が過去に検証したトレード手法の概要を、以下の記事でご確認ください。

STEP③:決定したトレードルールに基づいてトレードを行いまくる

トレードルールが決まったら、あとは十分なトレードサンプルに達するまで、トレードを繰り返します。

途中でトレードルールを逸脱することや、変更することは許されません。トレードルールを遵守して検証を行わなければ、正しい検証結果を得ることができません。

トレードサンプルの目安は200から500の間を目指しましょう。私は、だいたい300のトレードサンプルが集まるぐらいの期間検証を行います。

デイトレード手法なら5年、スイング手法なら10年程度が目安の期間です。

STEP④:検証結果を確認する

検証結果を確認して、トレード手法の評価を行います。検証ツールでは、トレードの結果をデータとしてまとめてくれているので、そちらを参照しましょう。

以上は実際に僕が検証を行った際の検証データです。特に注目するべき指標は、

  • 勝率とリスクリワード比率
  • 最大ドローダウン*
  • 破産確率
  • 最大連続勝ち数
  • 最大連続負け数

*最大ドローダウンとは、資金の最高額から、資金の最低額までの下落率のこと
*破産確率とは、「勝率」「リスクリワード」「1トレードあたりのリスク率」をもとに算出する、破産する確率のこと

以上の5つです。

もし、トレードルールが使用し続けるに値する成績を残していた場合は、検証を終了します。そうでなかった場合は、トレードルールを再定義して、検証をもう一度行います。

僕は現在の手法に至るまでに、少なくとも100回以上の検証作業を行いました(1年以上)、、、

まとめ

ここまでFXの検証の必要性について解説してきました。

この記事の要点は以下の3つです。

  • 多くの人が検証に対する誤解を抱いている
  • 検証は勝てるトレーダーになるために不可欠
  • 検証作業は継続的に行うもの

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