FXにおけるメンタルについて現役トレーダーが実体験をもとに解説

FXにおいてはテクニカル分析などのチャート分析よりも、メンタル管理が大切であると言われており、実際現役トレーダーの僕もその点には同意します。

この記事では、FXにおけるメンタルに関する以下の2点を解説していきます。

メンタルの不調がFXにどのような悪影響をもたらすのか

ではメンタル面の不調がFXにどのような悪影響をもたらすのかを見ていきましょう。

ギャンブルトレードとは一度の大きなリスクを取って、一か八かのギャンブルのようなトレードを行うことを言います。

トレードの方向が外れれば口座資金の大半が失われる一方で、当たれば大きな利益が期待できることから、初心者トレーダーが一度は必ずしてしまう行動です。

メンタル管理が不十分だと、手っ取り早く儲けたいという短期的な思考になってしまい、ついついギャンブルトレードに手を出してしまいます。

僕も初心者トレーダーのころは仕事をしていなかったこともあり、早く収入を作りたいという考えから、ギャンブルトレードを行ってしまっていました。

当然ですが、ギャンブルトレードを行い続けたトレーダーが行き着く先は文字通りの「破産」であり、トレーダーの寿命を著しく削る行動だと認識しておきましょう。

リベンジトレードとはトレードで負けたことの腹いせに、「目にもの見せてやる」という意気込みで負け分を取り返そうと躍起になっているトレードのことです。

「負けを経験した初心者トレーダーが取ってしまいがちな行動」の第一位といっても良いでしょう。

リベンジトレードの原因となるのは「怒り」や「焦り」などの負の感情であり、メンタルコントロールの術を身に着けていないトレーダーは、リベンジトレードに陥ってしまいます。

リベンジトレードは初心者だけではなく中級者や上級者にもあり得ることで、実際僕もトレード開始から1年以上が経過しているタイミングでリベンジトレードを行ってしまい、失敗を経験しています。

では実際にどのようにすればFXでメンタルを安定し続けることができるのでしょうか。

僕の経験では、以下の4つの方法によってメンタルコントロールが可能となります。

まずは検証した手法を遵守して運用し続けることです。本ブログではFXにおける検証については再三主張してきましたが、メンタル管理の側面からも検証は重要といえます。

検証をしていないトレード手法を使い続けてしまうと、

「本当にこの手法は安全なのだろうか、、」

という不安と戦い続ける必要があり、メンタル崩壊を起こしかねません。

トレード手法の検証において最も大切なのは、「再現性の高いトレード手法を作ること」です。再現性の高いトレード手法であれば、メンタルを安定させながらトレードを続けることができます。

短期間で結果を出そうとすることは、FXにおいては悪手といえます。なぜなら、相場の動きを予測できない以上、結果をコントロールすることができないからです。

学校の勉強では、勉強時間とテストや受験の結果にある程度の相関がみられますが、FXではどれだけ取引の勉強をしていたとしても、短期的に利益（結果）を出すのは難しいです。

にもかかわらず短期的に結果を出そうとすると、前述したようなギャンブルトレードやリベンジトレードを誘発しかねません。

FXではとにかく長期的な目線で、自分が見出した優位性に賭けつづけることでしか、結果を出すことができないのです。

昨今では、トレードに関する情報がSNSのタイムラインで終止ながれていますが、極力それらは見ないことをオススメします。

特に、「何時何分に○○をエントリーしました！」という呟きを確認してから、自分も同じように実践することは絶対にやめましょう。

そもそもFXでの成功には運要素が大きく絡んでいることもあり、再現性が低いです。他人の真似をしたところで、その人を成功に導いた相場は二度と訪れません。

SNSの情報にかき乱され、結局自分のトレード手法をろくに固めずにいると、メンタルもブレブレになってしまいます。

あなたはただ自分のトレード手法に向き合っていればよいのです。

トレード日記はメンタル管理を行う上で有効です。トレード日記には以下の要素を盛り込みましょう。

トレード日記を書くことを習慣化することで、衝動的なトレードを行うこともなくなります。

この記事では、FXのメンタルに関して解説してきました。この記事の要点は以下の3つです。